2025.6.6「“傷”をめぐるダイアローグ(その2)~『家族のなかにある傷』」

6月6日(金)、代表の大嶋の近著『傷はそこにある』を手がかりに、児童虐待に関するルポルタージュで著名な杉山春さんをお迎えし「“傷”をめぐるダイアローグ(その2)~『家族のなかにある傷』」のオンライン対談を行いました。現代の学校におけるスクールカーストや私たちの暮らしに未だ色濃く影を落とす家父長制度、構造を見ることの重要性、女性のアディクション問題にはジェンダーの視点が必須であることなど、時代とともに変化するものから変わらないものまで多岐にわたるダイアローグが生まれました。

~参加者のみなさまからの声~

・スクールカーストなんて漫画の中の話かと思っていた。格差の細分化に気づいていない自分にも戦慄した。

・アディクションという表現系という言葉が耳に残りました。依存症は病気です、という言葉にしっくりいかない部分が私にはあって、その部分の感覚に一つ輪郭をもたせてもらった気がしました。

・加害と被害は二本のより糸、そのことが分かれば視野がぐっと広がるということ印象に残りました。

・「支援する側も家父長制度に取り込まれている」という言葉は、自分への戒めです。

「“傷”をめぐるダイアローグ」シリーズは、今後もゲストをお迎えして続けていく予定です!次回は9月頃の予定です。詳細が決まりましたらホームページやSNS等でご案内いたしますので、みなさまぜひご参加くださいませ。

マンスリーサポーターになっていただいた方には、特典として過去に法人が主催した対談やセミナーの動画を限定公開いたしますので、マンスリーサポーターへの加入もご検討くださいませ!

この記事を書いた人

事務局リカバリー