“嵐のあと”を生き延びた女性たちを、
ソーシャルビジネスでサポート
新着情報
- 2022年度に引き続き、2023年度日本郵便年賀寄付金助成を受け、シングル世帯や一人親家庭の女性にお弁当の配布を1年間実施いたしました。2022年度に引き続き、2023年度も日本郵便年賀寄付金の助成を受け、生活に困窮する女性を対象に、食料品や日用品の配布支援を行なっている団体「cloudy」と連携し、2023年6月から2024年3月までの毎月最終日曜日 […]
- それいゆまつりのご案内3/20から延期していた「それいゆまつり」ですが、6/15(土)に開催いたします。Peatixの案内ができましたのでご覧ください。今年は、エクセレムビル2階にカフェが移転したお披露目をかねていますので、どうぞお気軽に遊 […]
- 厚生労働省 令和5年度依存症民間団体支援事業「“Women Centered Care”女性依存症に特化した全国支援者研修」報告書リカバリーでは,厚生労働省における令和5年度依存症民間団体支援事業費補助金の交付を受けて,「“Women Centered Care”女性依存症者に特化した全国支援者研修」を主催しました。本シリーズ5年間の集大成という位 […]
- ニュースレターNo.70を公開いたします。年度末ギリギリとなりましたが、今年度3回目の発行となります。今年は春分の日恒例の「それいゆまつり」を、5月に延期といたしました。というのも、少し離れた場所にあった cafe Soleil をエクセレムビル2階へ移転する […]
- 「それいゆまつり」は5月に延期いたします例年3月20日(春分の日)に開催している「それいゆまつり」ですが、今年は5月に延期いたします。理由は現在「トラヴァイユそれいゆ」から徒歩5分ほどのところにあるカフェを、同じエクセレムビルの2階へ移転させることになり、「 […]
リカバリーの思い
“recovery”という言葉は、病いや障害のために失ったものを取り戻すことを意味します。
病気は元に戻せないかもしれないけれど、自分が望む生活を実現する力や夢は取り戻すことができます。
2002年9月、さまざまな被害体験を背景に病気や障害に苦しむ女性への援助を目的にNPO法人リカバリーを立ち上げました。
人の中で負った傷は人の中で快復していくのだと、私たちは考えています。
そしてさまざまな暮らしの営みを通じて、人は変化し成長することを信じています。
2018年から、通所のみ、男性の受け入れをスタートしました。
“くらす” ”はたらく”
”しらせる” ”つどう”
法人は四つの事業をおこなっていますが、施設名はいずれも「それいゆ」。
フランス語で“太陽”の意味です。
困難を抱える人たちの、こころの奥深いところにある、“快復のたね”が芽を出し、成長するために欠かせない、
おひさまのような存在でありたいという思いから名付けました。
法人は、今まで以上に、地域社会の抱える課題と向き合っていこうとしています。
そして同じこころざしを持つ個人、企業、NPO等と共に、「誰もが安心して暮らせる」社会の創造に必要な、相談やサービスの提供をおこないます。
私たちと一緒に、地域を元気にする、ワクワクしてみんなが「出番と役割」を見つけられる取り組みに参加してみませんか。
事業内容
リカバリーの事業は、「それいゆ」が冠につく施設を3つと、ソーシャルファームの運営です。
“くらす”事業
“くらす”事業では、女性や生活上に困難を抱える方たちが安全に暮らせるサポートを提供する「相談室それいゆ」「リビングサポート・それいゆ」と、場を提供する「リカバリーハウスそれいゆ」の3施設を運営しています。
“はたらく”事業
“はたらく”事業では、女性や生活上に困難を抱える方たちに就労の機会を提供する「トラヴァイユ それいゆ」を運営しています。トラヴァイユでは、カフェの運営や小物アクセサリーの創作、ソーシャルファームでの農作業などを行います。
“しらせる”事業
“しらせる”事業では、リカバリーが持つノウハウや経験を生かした研修・講演を、専門職や一般市民の方々に向けて行ってます。テーマは身近なものから専門的な知識まで様々です。
“つどう”事業
“つどう”事業では、新型コロナウィルス感染症でその場に一緒にいることが難しくなりました。その失われた集いの場を提供すべく、新たな取り組みをスタートしています。
農業体験実施中!
ソーシャルファームで野菜や果物を収穫する体験ができます。
販売中の商品
“はたらく”事業でつくった逸品をあなたに。
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さしこ雑巾¥500
賛助会員登録/寄付のお願い
リカバリーの主な活動財源は国の訓練等事業費ですが、賛助会費と寄付が重要な活動力となっています。
年5,000円の賛助会員、または任意の金額でのご寄付をお願いいたします。
代表プロフィール
大嶋栄子(おおしまえいこ)
NPO法人リカバリー代表、国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所客員研究員。
北星学園大学大学院 社会福祉学研究科 博士後期課程満期単位取得退学。博士(社会福祉学)。精神科ソーシャルワーカーを経て、2002年にさまざまな被害体験を背景にもつ女性の支援をおこなう「それいゆ」を立ち上げる。2004年、NPO法人リカバリーとして認証され、現在4カ所の施設を運営。
著書に『その後の不自由』(上岡陽江と共著、医学書院)、『嵐の後を生きる人たち』(かりん舎)、編著として『ジェンダーからソーシャルワークを問う』(ヘウレーカ)など。フェミニスト・ソーシャルワークについて実践と研究をおこなっている。また2019年に出版した単著『生き延びるためのアディクション』(金剛出版)は、2020年度「日本社会福祉学会奨励賞(単著部門)」を受賞した。
現在はパートナー、もこちゃん(ヨーキー)の三人暮らし。趣味は映画(ドキュメンタリー作品が好き)、音楽(ビル・エバンス、パット・メセニーの大ファン)の鑑賞。気分転換は自宅でさまざまな料理を作ること。2019年より雑誌『コトノネ』にて「 Cafe それいゆの窓から」を連載、また2021年より、雑誌『こころの科学』で連載「逆境からのリカバリー」がスタートした。
2004年 日本ソロプチミスト 「Women Help Women」賞受賞
2009年 日本ソロプチミスト ルビー賞(日本において、女性が職業を通じて女性を援助する個人または団体が各都道府県より10名(組)が推薦。うち10名がルビー賞として全国の評議委員により選出された)受賞
2019年 チャンピオンオブチェンジ日本大賞(CCJA)ファイナリスト受賞
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